新築一戸建て 基礎工事
台風がきておりますが(2015年7月16日(木)現在)
台風が過ぎると、いよいよ暑い夏がやってきます☆営業なので暑いと汗や体力を奪われて
大変ではありますが、冬より夏が好きな私にとって良い季節です♪
さて、表題にもございますが今回は建物を建築する際の最初の工程となります
【基礎工事】についてご説明していきたいと思います!
建物を建築する際にまず地盤の調査をおこない、その後地盤の改良工事(柱状改良)を
経て基礎工事に入ります。
一般的に基礎の種類として【布基礎(ぬのぎそ)】と【ベタ基礎】がございます。
【布基礎】はTの字を逆にした断面形状の鉄筋コンクリートが、連続して設けられた基礎のことです。
以前は木造住宅の基礎としては最もポピュラーでしたが、最近はベタ基礎を採用するところが
多いようです。
布基礎よりベタ基礎の方が強度に優れているためだと思いますが地盤の耐力が充分であったり
適切な地盤改良を行ったのであれば、布基礎であっても、特に問題はありません。
【ベタ基礎】は基礎の立上りだけでなく、底板一面が鉄筋コンクリートになっている基礎です。
家の荷重を底板全体で受け止め、面で支えます。また、地面をコンクリートで覆うので地面から
上がってくる湿気を防ぎ、シロアリの侵入も防ぎます。
最近はベタ基礎を採用するところがほとんどです。布基礎に比べ、コンクリートの量は増えますが
施工手間がかからないので、ベタ基礎の採用が増えた理由の一つです。
弊社の基礎工事もベタ基礎を採用しています。基礎工事は外注でやる業者様が多い中
弊社は自社で基礎工事も行なっています。
基礎に使われるコンクリートはフレッシュコンクリートの品質検査を行なっており
塩化物量測定、空気量測定をクリアしています。さらには強度試験を1週目と4週目で
測定値以上の強度でクリアとなっています。
試験内容に関しましては、お引渡しの際に書面にて検査結果をお渡ししています。
コンクリートの基礎と土台の間には、基礎パッキンを設置し通気性を良くすると同時に
床下の湿気が土台に伝わるのを防ぎます。
今後もしっかりした基礎工事を行うことで、お客様により長く安心して住める家作りを目指していきます。