賃貸物件成約数UP or DOWN?
イーストリーフHPをご覧の皆様 こんにちは!!
3月になっても肌寒い日が続いていましたが、やっと春らしいポカポカ陽気になってきましたね♪
桜の開花が待ち遠しくてしょうがない本店の是澤です!
3月は就職して新社会人になる方、転勤で新天地での生活をスタートさせる方の動きが活発にな
るため、賃貸物件がもっとも動く繁忙期と言われています。
そこで、賃貸物件成約数について調べてみました☆
◆首都圏の居住用賃貸物件成約数、前年比2.8%増、3年連続の増加。
増加率は同4.9ポイント低下。シングルの動き鈍る。
首都圏の平成25年1年間における居住用賃貸物件成約数は25万4,249件(東京23区11万859件、東京都下2万1,588件、神奈川県7万4,108件、埼玉県2万5,128件、千葉県2万2,566件)となり、3年連続のプラスとなりました。
ただし、月別に前年と比べると、平成25年9月以降は減少に転じており、年間の増加率は2.8%(うちマンション2.7%、アパート2.6%)にとどまり、増加率は前年比4.9ポイント低下しています。「マンションの46.0%、アパートの56.5%(首都圏の成約の5割弱)を占めるシングル向き(30㎡未満)物件の成約減によるもの」で、シングル向き物件の成約数は、マンションでは1.5%、アパートでは0.6%の減少となりました(表1)。一方で、カップル向き(30~50㎡未満)やファミリー向き(50~70㎡未満)の物件へのニーズは底堅く、マンション・アパートそれぞれで前年より増加しました。
※アットホーム(株) 「首都圏の居住用賃貸物件(2013年1年間)」より抜粋
◆平均成約賃料はマンション8.86万円、アパート6.15万円で、ともに4年ぶりの増加。
1㎡当たりの年平均成約賃料を見ると、首都圏全体でマンションは2,595円(前年比0.8%下落)、アパートは2,195円(同2.1%下落)で、ともに4年連続のマイナスとなりました。
一方、1戸当たりの年平均成約賃料は、首都圏全体で、マンションが8.86万円(同1.1%上昇)、アパートが6.15万円(同0.2%上昇)となり(表2)、ともに4年ぶりのプラスとなりました。これは、成約物件の平均面積が、首都圏全体で34.48㎡(同1.7%増加)と拡大していることによるものです。マンションでは36.50㎡(同1.5%増加)で4年ぶりの拡大、アパートでは30.98㎡(同2.1%増加)で2年連続の拡大となりました。
※アットホーム(株) 「首都圏の居住用賃貸物件(2013年1年間)」より抜粋して作成
これらのデータより、平成25年はアベノミクスによる景気回復はシングルユーザーには及ばなかったようです。平成26年は3月まで消費税増税前の駆け込み需要が見込めますが、増税後は日本全体で需要の低下の可能性もあり、その影響が賃貸物件にも及ぶことも予想されます。今後も目が離せない状況が続きそうです。