＜新築アパート請負工事＞宅地造成～上棟

イーストリーフは江戸川区・葛飾区・江東区・市川市を中心に不動産業・設計及び建設業を行っております。

この度、昔から親交のあるオーナー様より２階建て新築アパート工事のご依頼を頂きました、イーストリーフの最大の強みでもある自社設計・自社施工に強い関心を持って頂き１年程前から打ち合わせを重ね待ちに待った上棟となりましたので宅地造成～上棟までをご紹介したいと思います。

＜宅地造成＞

敷地約３４０坪の駐車場を分筆し約１６０坪のアパート建設用地を宅地造成致しました、南向きですので日当たりが良いですね♪

＜地鎮祭＞２月初旬

こちらは地鎮祭と呼ばれるもので土木工事や建築などで工事を始める前に行いその土地の神（氏神）を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得て神を祀って工事の無事を祈る儀式のことです。

＜着工＞２月中旬

新築アパート請負工事

地盤調査～地盤改良～遣り方（建物の位置・基礎の高さ・水平などを決める工程）～根切り（コンクリート基礎を施設するために土を掘ること。コンクリート基礎の形に合わせて、型枠を設置できる作業スペース分広めに掘っていきます）～割栗（底面に割栗石と呼ばれる石や砕石を敷き詰め、そこに目つぶし砂利を加えてランマーで付き固める作業をします。この作業を割栗地業といい、建物の荷重を基礎から地盤に均一に伝え、不同沈下を防ぐ目的で行われます）充分に転圧された砕石の上に、地面からの湿気が建物に上がらないように防湿フィルムを敷き込みます

＜基礎本体工事・配筋＞２月中旬

根切り底の地盤を整える地業が終わると、基礎本体の工事になります。まずは鉄筋コンクリートの骨となる基礎配筋からです。底面に格子状に組まれるベース配筋と立ち上がり部分の縦筋を組み合わせます。配筋は基礎の底にあたる底盤（コンクリートスラブともいう）を先に行い、その後、基礎の立ての部分にあたる立上り部分を行います。鉄筋と鉄筋は結束線で結んで固定します。これをしておかないとコンクリートを打設するときに、鉄筋がずれてしまうことがあるからです。

その後、底面部分にコンクリートを打ち込むためのベース型枠を設置し、コンクリートを流し込みます。

コンクリートの性能はこちらをご覧ください⇒http://www.eastleaf.co.jp/kodawari/seinou/13046

打設したコンクリートの表面を平滑に仕上げる作業（均し作業）が入ります。この作業には、コテなどを使います。この工程を怠りますと表面にひび割れ（クラック）が生じる可能性が高くなります。

＜基礎工事・立ち上がりコンクリート打設＞３月初旬

立ち上がり部分にコンクリートを流し込んでます。
写真は振動機を使ってコンクリートが満遍なく行き渡る様にしている所です。ここで重要なのが、コンクリートの締め固めです。流し込まれた生コンクリートに「バイブレータ」と呼ばれる機械で振動を与え、内部の気泡を抜いて締め固めます。

＜基礎完成＞３月初旬しばらく養生期間をおき、コンクリートが固まれば型枠を撤去します。上の写真は型枠を撤去し後の基礎コンクリートです。基礎の立上りから上に出ているものがいくつか見えますが、これはアンカーボルト（土台と基礎をつなぐ金物）とホールダウン金物（柱と基礎をつなぐ金物で立ち上がり部分の一番下まで入り建物の中でも特に力がかかる柱に取りつけられます）