イーストワン錦糸町(仮)工事進捗状況①
HPをご覧いただきましてありがとうございます。
両国店の長濱です。
前回ご紹介しましたイーストワン錦糸町(仮)工事進捗状況はいかがでしたでしょうか?
今回は、その続きをご紹介させて頂きます。
杭工事
地盤が軟弱な場合に建物の荷重を地盤が支持できるように杭を打ち込む工事ですが、基礎に使われる杭の材料には、木杭、コンクリート杭、鋼杭に分けることができます。
どの杭をどのような工法で打っていくのかは、建物の条件や地盤の状態によって変わってきます。
捨てコンクリート
捨てコンクリートとは、躯体工事の準備のために打つコンクリートです。
捨てコンクリートが打設されるとで底が平坦になりますが、建物の床にするためではなく平坦にすることを目的とする工程です。
この平坦にすることがとても重要で、建物を建てるための基準線を直接捨てコンクリートに書き込む「墨出し」という作業ができたり、職人さんが作業するために組む足場が設置しやすくなるなどの役割があります。
墨出し
捨てコンクリートで平坦となった場所に、実寸の設計図として鉄筋や型枠の位置を捨コンクリート上に書くことを「墨出し」といいます。
工事の進行に必要な線・形や寸法を表示することで、より正確な工事を行っていきます。
ベースパック柱脚工法
ベースパック柱脚工法は、非常に高い固定度を有する露出形式の柱脚工法です。
主要部材であるアンカーボルトをテンプレート、アンカーフレーム等で所定の位置に設置します。
配筋・型枠・コンクリート打設を経て、鉄骨建方の後、ベースプレート下面にベースパックグラウト(高強度無収縮モルタル)を注入座金を介して注入することにより、ベースプレートと基礎コンクリートとを密着・固定させる工法です。
基礎工事
基礎配筋
基礎を形成するにあたって、鉄筋コンクリート工事は最も重要な工程の一つです。
作業としては、コンクリートを打設する前に、鉄筋の配置を示した図面「配筋図」を元に鉄筋を配置していきます。
そして、コンクリートを打設した際、鉄筋がずれないように鉄筋と鉄筋を結束線で結び固定します。
基礎配筋検査
検査内容は、鉄筋の径・数量・曲げ半径・鉄筋の間隔・定着長さ・組立ての状態・かぶり厚などです。
この検査は鉄筋工事に関する事故を未然に防ぐために、配筋図に基づいて正しく鉄筋が配置されているかを設計監理者がチェックする検査です。
型枠工事
捨てコンクリートに書かれた墨に合わせ木材や金属で組んだ仮設の型枠を設置していきます。
コンクリートが硬化し、型枠が解体されました。
上棟
最初の工程の柱起こしです。
クレーンにて、柱となる鉄骨から1本1本吊り降ろします。
柱の鉄骨を全て組み終わった後、柱の垂直を確認しながら本締めをして完全に固定します。
柱の次は梁になります。倒れや出入り、水平度などの矯正を行い、建方の精度を確保して本締めをしていきます。
締め付け完了=躯体工事の完了です。
鉄骨の建て方が完了しました。
次回
次回の工事進捗状況の内容は・・・
床搬入・壁ALC搬入・大工工事についてご紹介します。
最後までお読み頂きありがとうございます。