トランクルームとレンタル収納スペースの違いとは?
12月に入り、クリスマスイルミネーションが目を楽しませてくれる季節となりましたね☆
そして、同時に今年も残すところわずかとなりました。1年が経つのは、本当にあっという間ですね。
今年中にできることはすべて実行して、新年を気持ち良く迎えたいものです♪
さて今回は、「トランクルーム」と「レンタル収納スペース」の違いについてご紹介します。
皆様が普段から使っている「トランクルーム」という言葉は、実は広い意味で使用されているのをご存知でしょうか?
同じトランクルームと言っても、サービス形態では、大きく次の2つに分類されます。
屋内に荷物を保管するトランクルームの運営会社は2つに分かれます。倉庫会社と不動産会社などの賃貸会社です。
名称は統一されていませんが、一般的に倉庫会社が経営しているものを「トランクルーム」、
賃貸会社が経営しているものを「レンタル収納スペース」と呼びます。
どちらを選ぶかによって、荷物を預ける環境が変わってきますので、それぞれの特徴を知っておくことが大切です。
倉庫会社の経営するトランクルームは標準トランクルーム約款に基づき、倉庫会社が物品の保管・管理をします。
一方、賃貸会社が経営するレンタル収納スペースは主に賃貸借契約に基づく収納スペースを貸すサービスで、収納する物品の管理は利用者が自ら行い出し入れも自由です。
両者の違いをわかりやすくまとめた表がございますので、こちらもご参照ください。
また、トランクルームやレンタル収納スペースには、いくつかのタイプが存在します。
タイプの呼称や定義の仕方は業者により異なりますが、ここでは4種類に大別して説明します。
・トランクルーム型:屋内型の収納スペース。ビルの室内を大小のスペースに区画して、レンタルしているタイプ。セキュリティ面でより安心。
・コンテナ型:屋外型の収納スペース。コンテナを倉庫として利用できるタイプ。郊外に多く、車を目の前に駐車できるところが便利。
・ミニボックス型:屋内型の小さな収納スペース。段ボール1箱からクローゼット1個分程度まで、業者により様々な大きさがあります。
・専用型:貸金庫のように利用できる貴重品専用、バイク専用ボックス(駐車場)、ワイン専用ボックスなどもあります。
このように、トランクルームやレンタル収納スペースは保管する荷物によって使い分けのできるとても便利なサービスですが、どんなものでも保管できるというわけではありません。中には保管できないものもあるので注意が必要となりますので、ここでトランクルームに保管できる品物とできない品物をそれぞれ紹介します。
◎トランクルームで保管できる主なものは以下の通りです。
下記以外のものでも、それに準ずる物であれば保管できる場合があるので、判断のつきにくいものはトランクルームの運営会社に聞いてみましょう。
〈家具類〉
一般的な家具一式は全て保管することができます。ソファやたんす、ベッドなどの大型家具も保管することができます。食器などの割れやすいものは、きちんと包装しておけば安心です。
〈家庭用機器類〉
冷暖房機器や音響機器などの電子機器、二輪車や自動車のパーツなど家庭用の機器も保管することができます。ただし、屋外型の場合は故障の危険性もあるので、事前に業者に確認をとっておくといいでしょう。
〈楽器・娯楽用品〉
ピアノやアウトドア用品、楽器やおもちゃなども保管することができます。電子機器同様、ピアノもデリケートな荷物なので、屋内型の空調設備がしっかりとしているところがおすすめです。
〈衣類〉
衣類も保管することができます。衣替えの季節などに便利です。
〈美術工芸品・収集品〉
絵画や骨董品、彫刻なども保管可能です。高価なものであれば、セキュリティが高いトランクルームで保管するようにしましょう。
〈事務用機器〉
コンピューターやキャビネット、複写機など事務用品も保管することができます。法人利用する場合に便利です。
〈文書・書類等〉
図面や事務文書、帳簿など、会社などで保管する場所のない書類なども保管することができます。
〈記録媒体類〉
磁気テープや磁気ディスク、フィルム、レコードなども保管できます。湿度や温度など空調設備がきちんと機能しているところに保管することがおすすめです。
◎トランクルームで保管できないものは以下の通りです。
運営会社によって保管できないものは変わってきますが、一般的には以下の荷物は保管できません。
・現金や有価証券、預金通帳や印鑑のような貴重品
・ガソリンやシンナー、マッチ、ガスなどの可燃物や危険物
・生き物
・異臭を発するもの
・人から借りているものや盗品
トランクルームの運営会社によって保管できるものと保管できないものを決めています。トラブルを起こさないためにも、契約時に保管する予定の荷物について確認をとっておくことが望ましいでしょう。
いかがでしたでしょうか?
トランクルームとレンタル収納スペース、どちらを契約するかは、利用用途や荷物の重要性などで選ぶといいでしょう。預ける荷物の保証を必要としない場合や、荷物を好きなときに自由に出し入れをしたい場合はレンタル収納スペースをおすすめします。
逆に、荷物を頻繁に出し入れしない場合や、セキュリティ強度の高いサービスを希望する場合は、トランクルームをおすすめします。管理体制が厳格で、空調設備なども整っているので、大切な荷物を預ける場所として適しています。現金や有価証券などレンタル収納スペースでは保管できない荷物も保管してくれるトランクルームもあります。
結論としては、荷物の自由な出し入れを重視するのであれば「レンタル収納スペース」、セキュリティ面を重視するのであれば「トランクルーム」という基準で選べば良いということになります。
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最後までお付き合い頂きまして誠にありがとうございました。