不動産豆知識
イーストリーフHPをご覧の皆様、こんにちは。
本日のお話はいつもの不動産投資や不動産の契約に係る固いお話ではなく、たまにはフランク?な不動産のお話をさせて頂きます。
みなさんは、今までお一人暮らしをされた経験はございますでしょうか?
もちろん、ある方もない方も、過去に1度は物件を探しに不動産屋さんに足を運んだり、インターネットでの不動産情報を調べたりといった経験はあるかと思われます。
そこで基本となるのは、物件の賃料価格・立地・間取り等、選ばれるポイントは人それぞれですよね。
今日は何が言いたいのかというと、最近賃貸のお客様を案内していて良く聞かれる質問があるんです。
それは・・・・・・・・・・・
お客様【事故物件とかってけっこうあったりするんですか?】
立野 【・・・・・】
事故物件とは・・・人が殺されたり自殺したりするなど、借りる上で心理的に何らかの欠陥・欠点を有する物件を『心理的瑕疵物件』や『事故物件』と呼びます。
もちろんそういった物件は、借りる前に不動産屋が告知をする義務があります。不動産サイトでは「告知事項有り・心理的瑕疵(かし)あり」とだけ表示されることが多く、どんなことが起きたのかを調べることはできないことが多いです。
そこで・・・・・
気になる物件で何が起きたのか簡単に調べることができます。その方法をいくつかご紹介します。
・不動産情報サイトで検索する
不動産情報サイトで「瑕疵あり」や「事故」などと検索。そうすると瑕疵物件の一覧が出てきます。とりあえずそこで何かがあったことは事実ということになります。では、そこで詳細な事故の内容が書かれていなかったらどうすればよいでしょうか?
・事故物件サイトをチェックする
そんなときは、事故物件の情報サイト【大島てる】で、その物件の住所を調べると「自殺」や「火災による死亡」など、詳細な事故の内容を調べることができます。
ただ、『大島てる』に書かれている内容はかなり具体的なものが多いので、オモシロ半分で検索するのは生々しいのも事実。閲覧は考えて判断しましょう。ちなみに、ここに掲載されていない事故物件は、漏水や人が亡くなっていない瑕疵物件の可能性が高いです。
・不動産屋でストレートに聞く
別の方法で知ることもできます。不動産屋は事故物件を借りようとしている人に教える義務があります。なので聞けば教えてくれるのですが、事故発生後、一度でも誰かが住んだ物件に対して、事故物件だったことを客に伝える義務はありません。つまり普通の物件として紹介できますし、事故物件かと聞かれて「そうです」と言わなくていいのです。
しかし、不動産屋の良心がそれを許さなかったり、あとあとのトラブルの原因にもなりえるので、聞かれたら教えてくれる不動産屋もあります。そういうこともあるので、不動産屋でいかにもな感じの物件があったら聞いてみるといいかもしれません。
・気になる物件の近所の人に聞く
内覧などで物件を見に行く機会があると思いますが、借りようと検討している部屋の、隣の住人に「ここってとても家賃がお安いのですがみなさんそうなんでしょうか?」と、さりげなく話を聞くという手もあります。不動産屋のスタッフも同行しているので、時間をおいてから改めて聞きに行くのもアリです。もちろん、毎回聞いていたら面倒なので「いかにも」な物件のときに限りますが。
いかがでしたでしたでしょうか?
こういったお話もたまにはブログで書いていこうと思います。
それではみなさま、次回のブログもお楽しみに!