断熱材・・・比較,違い
断熱材の必要性,比較
まずははじめに断熱とは?また断熱材とはなんぞや??
というところからご説明させていただこうと思います。
もしも低コストにこだわり断熱材をケチって全く使わなくなった場合(そうそありえませんが・・・)
を例に挙げてご説明いたします。
例えば冬場の場合「部屋内の空気(室温)は高い,暖かい方から低い,寒い方に移動する」
とお考えいただけるとイメージしやすいかと思います。
断熱材がないとせっかく暖めた室内の空気が寒い屋外へ温度が逃げてしまうという事になります。
逆に夏場の場合には「温度の低い方から高い方へと流れていきます」
いくらエアコンで部屋を涼しくしてもどんどん気温の高い暑い屋外へいってしまうのです。
この熱移動を軽減させるのが断熱材というわけであります。
ほとんどの断熱材は、素材の中にある小さな無数の空気のかべ(小部屋)によって、
熱が逃げていくのを阻止できるという仕組みになっています。
コスト削減のためと考え節約のつもりで断熱材を削ってしまうことにより
余計に冷暖房代は確実にかかってしまうというわけです。
従って先に断熱材を少し高くてでも先行投資することにより、
月々のランニグコストが抑えられて結果的な出資額は安くなるという仕組みになっているのです。
断熱材を用いて建てられた建物と
用いないかった建物の場合で比較した場合に、
その効果は断熱材使用時と比べ、
約8割の熱が逃げていくと言われています。
また断熱材には、素材によって大きく分けて
‘‘3分類’’
ありそれぞれに特性が異なります。 使い方に注意をしないとのちのち結露とカビに悩まされることにもなりかねません…。
当社は高品質の断熱材を使用しております。見えないところにもこだわりを!!!
断熱材は壁の下に隠れて取り付けられますので実際に時下で見たり触れたりすることは本来できるものではありません。
が・・・しかしながら当社では施工段階をすべて包み隠さずお見せしておりますのでお問い合わせいただければ常にプロの営業マンの説明とともに直接見ることも可能となっておいります。
やはりいいもの、良品質のものを使っているとどうせでしたら見ていただきたいところです。
気になる物件、分譲ございましたらご丁寧に対応させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。
是非、心よりお待ちしております。
最後に前文にてご説明させていただいた3種類の断熱ざしについて簡単にご説明して終わりとさせていただきます。最後までご高覧頂誠にありがとうございました。
素材断熱材分類長所短所
- 自然系断熱材
- セルロース ファイバー
- 軽量軟質木質繊維ボード
- 炭化発泡コルク
- セルロースウール
- ココヤシ繊維
- 綿状木質繊維
- フラックス繊維
- ハンフ繊維
- コットン
- ウール
- 結露しにくい。(吸放湿性が高い)
※吸放湿性が高いということは、断熱材自体が呼吸をしているようなもので、結露をおこすことなく湿気を調整してくれます。
- 天然素材やリサイクル素材を使用して断熱材を作るため、製造時の環境負荷が小さい。
- 高価格
- プラスチック系断熱材
1.硬質ウレタンフォーム
2.押出し法ポリスチレンフォーム
3.ビーズ法ポリスチレン
4.高発泡ポリエチレン
5.発泡炭化カルシウム(写真2枚)
6.フェノールフォーム
7.発泡ガラス(素材は鉱物系)
【7.発泡ガラス】について・・・ガラスを炭素で発泡させたもの。輸入品のみ。
難燃性・耐水性・耐薬品性に優れ、シロアリにも強いため、地下室や基礎の外断熱に適している。燃焼ガスの毒性が極めて少ない。
高価(高性能グラスウールの数十倍)。
・結露しにくい。
・高価格
・一次製造エネルギーが高く、環境負荷が大きい。
- 鉱物系断熱材
1.グラスウール
2.ロックウール
・施工しやすい
・結露しやすい。
※防湿層を設ければ結露を防げます。