賃貸マンション大規模修繕
今回は新小岩駅近くにて賃貸マンションを所有されているお客様より建物の老朽化に伴い大規模修繕を行いたいとご依頼を頂きました。
建てた当時は綺麗で新しかったマンションも築20年も越えれば見た目にもわかる程の老朽化が進んでおりました。
そこで、オーナー様との打ち合わせにより外壁塗装工事・屋根塗装コーティング工事・屋上防水工事・各住戸のバルコニー防水工事・共用部分の塗装工事を行うことになりました。
建物が築20年以上経ってくると、外壁の塗り替えや屋根の劣化、防水工事等の比較的大規模な修繕工事を実施する必要性が高まってきます。分譲マンションであれば、毎月、修繕積立金を積み立てて、こうした大規模修繕に備えるわけですが、賃貸経営の場合には、こうした大規模修繕の費用をあらかじめ用意しているケースは少ないようです。とはいえ、こうした大規模修繕を行わないと、周辺地域の新築物件などに対する競争力が低下し、賃料水準の低下や空室率の増大などが生じる可能性が高いのです。
実際に普段は気にしていなかった部分の階段の部分の錆やささら部分の汚れ等、探せば探すほど修繕箇所がでてきますが
入居者の皆様に長く気持ちよく住んで頂きたいとオーナーの思いを聴き共に今回の工事を請け負わせて頂きました!
夏真っ盛りの8月中旬に足場の設置!暑い中職人の方々が約3日で仕上げて下さいました。
入居者の皆様にはしばらくご迷惑をお掛けいたしましたが皆様快く承諾して頂き担当の私も安心致しました♪これも常日頃からオーナー様の人徳のおかげです
九月に入り雨や台風が多くなり塗装工事に手間取りましたが職人さんが雨天の時は内部の塗装を晴れの時は外部の塗装と手際よく進めて下さいました。
先程の画像と見比べると雲泥の差ですね
各住戸の玄関の枠を塗り替えられ印象が大分変りました
細かい部分ではありますが1つでも古い部分が残ると結局古めかしさが目立ちます
外部の工事ですが養生シートをめくり完成度の高さが伺えます
外壁はもちろんですが屋根が新品同様に生まれ変わっております!!
今回は屋根の張替ではなく錆や汚れを落とし劣化している部分を板金補修後にコーティングを施して屋根の再生をしております
屋上の防水工事にはウレタン防水工事を(ウレタンゴム系塗膜防水は、液体状のウレタン樹脂を塗り付けて、塗布した材料が化学反応して固まる(硬化する)と、ゴム状で弾性のある一体性のある防水膜が出来上がります。
液体状の材料を使って現場で仕上げる工法なので、複雑な形状をした場所でも継ぎ目のない完全な防水膜を加工できます。
既存のウレタンを剥がし新たに防水施工を行い表面には劣化を防ぐ為、トップコートをほどこしております
他の防水材とは比較にならない程高硬度で、耐衝撃性・耐摩耗性に優れるので
雨漏りの心配もなくなりますね
足場の解体が進みいよいよ完成です
完成!!
マンションのエントランスも綺麗に蘇りました
アパートや賃貸マンションなどの賃貸経営では、日常の維持補修や管理運営の善し悪しが、その経営状況に大きな影響を与えます。どんなに立派な建物を建てたとしても、その後の維持補修や管理運営が不十分であると、入居者の評判は落ち、空室率が増加したり、賃料水準が低下したりするなど、賃貸事業の収益性が悪化するわけです。その反対に、日常の維持補修や管理運営の水準が高ければ、入居者の評判は良くなり、結果的に、空室率は低く、賃料水準は高めに維持することができ、賃貸事業としての収益性を改善することもできるわけです。
アパート経営や賃貸マンション経営では、こうした日常の維持補修や管理運営などを、とかく“わずらわしいこと”と捉えがちですが、投資(建物の建設や購入)後の維持補修や管理運営などの工夫により、投資の収益性を改善できることは、不動産投資(賃貸経営)の特徴であり、また、大きなメリットでもあるのです。実際、こうした日常の維持補修や管理運営の仕事は、最近は、プロパティ・マネジメントと呼ばれ、不動産の価値そのものを高める重要な業務と考えられています。
完成後にオーナー様からお喜びの声を頂き私たちもこの仕事をして良かったと当社としても大変うれしく思っております。これからもお客様からいただく声を糧に、ご満足いただけるご提供を行ってまいります。